読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

むかしむかし

高校一年生のとき、バイトしたお金で初めて買った写真集 
重くて大きな本
それを買うためにバイトをした
初めて 自分で稼いだお金

おばあちゃんに 八百屋で一番高い桃を買い  プレゼントした

悪いことをして補導されてから謝りたかった
 
当時 通っていた美容院に スタジオ・ヴォイス という まぁ、高校生が読むには小生意気な(読んでも内容把握は難しい)雑誌があった
それに特集されていた
すぐに欲しくなった  白黒写真は鉛筆で画用紙に模写しやすい
 
当時、予備校で木炭の石膏像のデッサンをわりと褒められた
わたしは褒めらたことにより 石膏像のデッサンが大好きになった
 
時間があると手を真っ黒にして 木炭の芯を抜いた
消しゴム代わりの食パンは 学校の授業が終わり、それから東京都の端から端まで移動する電車の中で 小分けのジャムをつけたら、とびきり美味しいおやつに
なった
帰りの電車はもう、ガラガラに空いてる時間で 星も月も見えるような暗さでも、になにも恐れるものはなく、
寧ろ、そんなのは夢心地だった
 
疲れた  という言葉なんかは忘れていた頃の話
 
 

www.flotsambooks.com